期待は未来への不安

こんにちは!認識コンサルタントの目黒真由子です。

 

さて、今回のテーマは「期待」。

期待通りにいかないこと、もしくは期待通りにうまくいったこと

みなさんの経験してきたことも様々だと思います。

そもそも、期待なしで

親や友人との関係、会社での関係は成り立っていますか?

 

そんなこと意識したことがなかったなと思う人も

多いかもしれないですね。

 

期待はどこからくる

期待や要求は、今まででは不十分だとか不足感から出てくるものです。

ギブアンドテイクなどとも言いますが、

メリットや損得勘定でつくる関係性もあると思います。

例えば、わかりやすく言うと結婚もそうですよね。

その人にとって、結婚して、経済的にも安定し、

幸せな家庭を築けたら、私は今より幸せになれるはず!

だと思っている人には、結婚に対する期待は大きくなる。

そこから自分が良いと思う、条件を持っている

パートナーを探し始めます。

 

わかりやすいですよね。

 

「期待」の中にわかりにくい「期待」も隠れています。

人に優しくすること、思いやりを持って接することが良いと

思っている人は多いですよね。

そこにどんな「期待」があると思いますか。

それが当たり前だからやっているだけ?

みんなが喜んでくれたら嬉しい?

 

その行動をすることで、自分が認められ、

自分の価値が上がったりすることを期待していたりします。

それは大抵の場合、自覚がない部分だったりします。

みんなが同じ期待を持っているわけではありませんが、

そのように不足したところを埋めようとするのです。

 

期待があるとうまくいかない

期待があるということは、同時に

恐れもあるということです。

先ほど挙げた例えのように、人に優しくしないことは、

逆に自分が認められないし、批判や反発もくるし、

自分の価値が下がると思っていたら・・・

 

優しくしないことを選択することなんて、ありえない!

ってならないですか?

 

そうすると、期待もありつつ、

恐れも感じていて、それ以外の選択ができない。

いつも優しくすることで、自分が守られるわけです。

 

優しくすることを繰り返すことで、

未来の自分がこうなっているとか、周りはこうなっているとか

意識が未来に向いているように見えても、

実は、同時に恐怖も感じているのです。

それを保てなくなったら、どうなってしまうのか・・・

自己防衛が働いているのです。

自分の中の不足感は、満たされていくようで満たされない。

常に自分の中の不足感を感じるようにセットされているのが、

当たり前になっているのです。

ゲームでいうなら、最初から不足感を感じるように

設定されているキャラクターを解除できないと、

不足を満たすことが目的になってしまうわけです。

いつまでたっても、満たされることはありえないのに。

 

期待は手放そう

期待に執着すればするほど、

反対の、不安や自己防衛も強くなります。

未来に向かっているようで、結局リスク回避をしてしまっているんですね。

 

目指す未来を創造するために、目標計画は必要です。

それを根本から設定して、

頭や考えの中の期待につかまれないこと。

考えで見える範囲、意識できる範囲は浅く、表面的なものです。

そこから期待通りの結果は生まれません。

もっと深いところから結果は生み出されるのです。

 

その深いところは、満たされているところと表現できます。

先ほどの、期待は不足感から生まれると言いましたが、

最初から満たされていれば、

満たされたところから、結果を生み出せるのです。

 

その満たされたイメージがあるかどうか。

満たされたイメージを、人間の認識の理解レベルから、実践レベルまで

腑に落として、現実の変化を作り出すのがnTech(認識技術)です。

 

まずは、満たされたイメージを自分のものにすることから。

 

そうすると、ゲームの設定が

最初から勝者ということになるのです。

 

本当の自分を生きる人生は、ここから始まるのです。