近江商人
三方よしは、多くの人が聞いたことある言葉かと思います。
近江商人の商才は、江戸までもが羨むほどだったといいますね。
いったい、商いってなんだろう。
そんなことを感じる、資料をみる機会がありました。
私自身、母の故郷の滋賀生まれなので、
商人の家系でないとしても知らないわけがない。
そして、堺に育ったので、堺商人の町でもある。
やたらと、商人の町にご縁があるな・・・
近江商人は、鎌倉時代から始まったという。
1200~1300年代から昭和初期まで活躍したという。
戦後は、敗戦国でもあったから独自の商いに
影響があったのだろうかと思ってしまった。
西洋の経営学と、日本の商いの違いはなんだろう。
堺出身の千利休をあげてみても、
彼の人間性は信長にも秀吉にも大きく買われていた。
西洋はどうだろうか。
合理的な考えが中心に思えるけれど、
西洋の思想と東洋の思想を理解すれば
見えてくるのだと思う。
商人は周囲の人たちがどう扱うかで
商人になれるかどうか大きく左右するのだとも思った。
今の時代の企業をみると、利益優先になっているところが
少なくないと思う。
時代が大きく変わっていく中で、今までと同じように
その商品を欲しいと思うのだろうか。
店頭に行けば、なんでもそろう時代。
人が商品を売る時代から、ロボットが商品を売る時代になりつつある。
人の関わりなしに、売る商品たち。
今からはまったく想像もしてなかったこと。
観点が問題発見のキーワード。
観点が、商品となっていく時代がもうすぐそこにきている。