お役御免!?

お役御免!っていい方古いけど、

今の時代だと、リストラとも言えるし、
職業自体なくなってしまうってことに
なるのかな。
 
どの時代にも、新しい職業が生まれては消え、また生まれる。
昔からある職業もあれば、
IT系はまだ最近の職業になりますね。
 
お侍さんも職業になるはずだけど、
明治維新とともに役目を終えた。
 
私の生まれは、滋賀県甲賀市というところで、
甲賀といえば、忍者。
有名なのは、伊賀のほうだけど。
忍者が生まれるにも、ちゃんと背景があったんだなって知る機会があった。
伊賀の土地柄、強靭な身体能力は
身につく環境だった。
領主に仕えることなく、必要なときには駆り出される存在。諜報活動も重要な役割だったみたい。
織田信長がその存在に、危機感を感じて、戦を仕掛け、伊賀は敗北。
生き残りが、各地へ逃げたとされている。
そのあとは、領主に仕え、活躍したけど、最後のほうは、
警備のような役割で、明治には
お役御免となった。
 
職業というのは、必要とされる環境が
あってこそ活かされるものなんだと、
ひしひしと感じた。
忍者の場合、最初はどこにも仕えなかったのに、仕えた後から衰退してる。
主従関係があると、それ以上
外に力が及ばなくなるのだろうか。
 
侍も藩主に仕える身だけど、
意識が藩内とか幕府・日本だけに
とどまった者たちは、
影響力もなく、ただ時代の移り変わりに翻弄しただけ。
脱藩したり、意識が外側にあった者たちが、時代を変えた。そして、新しい時代に、適応する能力を身につけ
時代の変化を味方につけた。
 
中があれば、外がある。
 
この時代、今私たちがいる中側って、どこなのかわかりますか?
情報社会によって、世界中がネット空間で繋がる今は、中ってどこなんでしょう。
そして、外はどこなんでしょうね。
 
2025年、ロボットの人工知能が人間を超えると言われてる。
大多数の人間の仕事が、ロボットによって代替されるなら、人間の仕事は
どうなるのかという論争もあるようだけど。
人間がお役御免!ってことはないとしても、
この時代だからこそ、必要とされる
仕事・人間がするべきことがあるのだと思う。
 
人間が活かされる時代。一人一人が活かされる時代。
 
企業に所属し、定年を迎えるまで
毎日同じことの繰り返し。
時には、美味しいものを食べ、旅行に行き、新居を手にして家族と生きる。
あなた自身は、どこまで活かされるのだろうか。
人の可能性は、活かされる時代なのだろうか。
 
私たちが知らない間に、
何と主従関係を結んでいるのかな。
企業?国?経済の仕組み?
時代によって決めつけられた
人間の価値は、こんなものなんだろうか。
 
お役御免!と言い渡されても
惑わされず、
今の時代を外側から観ることが
できれば、
世界72億人に必要とされる
あなたになれる。
72億人と友達になれる
あなたになれる。
そういうのが、職業になる。
とっても大きいとこから出ましたが…
 
今伝えておきたい。
観術は未来の技術となり、
認識が世界を変えていく。
 
あなただけでなく、すべてが
活かされる、活かしあえる
時代は、もうすぐそこまで来てる。