揺らぐ関係⁈

友達と仲良くなって、信頼関係を築くことって、

特に教えられることもないけど、
いきなり子どもの社会に飛び込まされますよね?
 
私の場合は、幼稚園から。
人見知りが激しかったから、いつも相手の反応を気にしてた。
年長組になったら、めちゃめちゃ怖い先生が担当になり、毎日ビクビクしていた。
 
みんなそれぞれ個性があるから、ぶつかるし、周りにお構いなしな子と
何も言えず小さくなってる子。
対照的だと目立つ。
先生や親が言うことは
だいたい「仲良くしなさい」。
 
なんだ?仲良くって⁈
疑問いっぱい。だけど、親が子どもの話をゆっくり聞くタイプでもなく、
疑問を言葉に出したり、表現しない子だった。慣れると、図々しくなるのもあったけど。
 
親が仲良くなかったから、仲良くしようとしても、あまりイメージもない。
ただ、我慢して合わせてたら、なんとなくうまくいった。
それを繰り返していくうちに、
合わせるのが当たり前になった。
合わせるのは、楽なのもあったり。
考え事が多かったから、他にもいろいろ考えると頭がパンパンになるから、
ちょうど良かったようにも思ってたかもしれない。
自分の中での考えは、とても多かった。親にゆっくり話を聞いてもらった覚えがないから、自分の中で考えるしかなかったんだろね。
 
仲良くするのイメージも皆違う。
表面的なのか、深い面まで繋がるイメージなのか。
表面的な関係が、仲良くというイメージなら、ずっとその関係を続けるはずだし。余程の事がない限り、気付かず繰り返す。
例えばそれが、彼氏彼女の関係なら、それに満足しない、合わない場合
不満がたまって、はい、さよーならってなるか、どちらかが我慢するか。
 
そもそも、当人にとっては当たり前過ぎる基準だから、
お互いの違いだけあらわになって
部分的に指摘しあっても、何の解決にもならない。
なんでそんな基準を持ったかの背景を理解しないと、永遠に分かり合えない。
 
自分の基準をゼロにして、相手の視点にたてば見えてくるものはたくさんある。
 
だけどなかなか気づかない。
 
それを、人間はずーっと繰り返してる。
皆違うことはわかるけど、
それ以上踏み込めないし、
どうして良いかわからないから、
諦めたり。
 
無意識で、関係性を深めることを諦めてきてる。
 
でも、もう諦めなくていいとはっきりと、自信を持って言える。
 
私自身、どうにもこうにもできなくて、あらゆることに手を出したけど、変わらなくて絶望してた。
けど、今は希望しかない。
 
心が揺らぎそうな時がチャンス。
自分で握りしめて、手放せない基準を
手放すトキ。
基準を失うわけでなく、自由に使える道具になってくれる。
ワンパターンしかなかったものが、
バージョンアップする。
 
ロボットにはできないことが、
人間の未来の可能性。