クセ

みんなクセだらけと言っていいのかな。

鼻を触るとか、食べる時のクセ、
口癖、外から見てもわかるクセ。
無意識でやってしまってる。
 
じゃ、外から見えないクセはなんだろう。
考えもそう。
いつも意識が外に向いてるのか
自分にばかり向くのか。
ポジティブかネガティヴか。
思い込みが激しいかそうでないか。
ザックリ言えばそうなるけど、
きっともっと複雑。
 
そのクセを10年・20年…反復していったらどうなるのかな。
個性が生まれそう?
 
その人の基準・価値観・判断の材料・
何にもなかったところから、
環境や周囲との関係の中で
つくられていく。
知らないうちに。
 
この人優しそう。話しやすい。
恐そう。気を遣う。
表情・言葉・行動に現れる。
全部クセをやり続けてきたからこそ
できたもの。
習慣の賜物だ。
 
つくられた自分を
本当に変化させるには、
まずこのクセに気付かないと
何をやってきて
こうなったかもわからないはず。
 
ないところから、自分の個性が生まれたなら、
ないところまで一旦戻らないと、
今までのクセを隠すだけになる。
お化粧のように。
 
そこから、ようやく新しい
なりたい自分に向かえる。
 
認識技術は、誰にでも
与えてくれる。
意思と、今までの自分の判断基準を
手放す勇気があれば。
それができたなら、
今度はあなたが
無限の可能性を与え続けることができる。
すべての人たちに。