ボーダーライン

今日から、韓国にいる。

今回は、エア釜山で移動した。
 
福岡空港は、地下鉄で博多から三駅ほど。
国際線は、駅からシャトルバスでの移動になり、かなり広い空港なんだと、驚く。
 
空港には、日本の中だけど、日本とも言い切れない微妙なエリアがある。
デューティーフリーショップが立ち並ぶエリア。
 
国家間の境界線があるからこそ
明確に分ける中で、分けられないエリアも存在する。
不思議だ。
境界線がなければ必要ないもの。
分けるからこそ、自分の居るエリアは日本だと認識する。
特に日本は島国だから分けやすいけれど、陸続きだとさらにわかりにくい。
 
線を引く。
 
自分の中に線を引き続けば、
体だけでなく、考えにも線を引く。
どんどん分離される考え。
考えに線を引いた結果、どういうプロセスでこの考えに行き着いたのかも見えなくなる。
そうすれば、もう戻り方がわからず
考えの中の考えにどんどんはまる。
 
線を引くのは、中でなくて外へ。
外を取り入れることで、自分が客観的に見えてくる、
例えば、今回は韓国に線を引いてみたら、
韓国という国との違いがあるからこそ、日本という国がよく見える。
 
境界線は、自分を知るために使う道具であってほしいと思う。