どれだけ動いても
どれだけ越えたいと思っても
なぜかここには
生まれない

何年経てば
出逢えるのだろう
あなたが側にいれば
私は何にでもなれるのに

いつまで耐えるのか
いつまで粘るのか
いつまで固唾を飲んで見守れば良いのか

生まれない
私にはまだその時がきていない

少しも許されない
究極の格差をつけて
目の前に立ちはだかる現実
ここまでも対称性を利用するのか
ここまでも追い詰めるのか
ここまでも屈辱を味わうのか

目の前に間はあるのか
観えない間は
準備されているのか

私にそれを観ることができるのか
それが明暗を分けるだけだ