やりたい仕事で疲弊するか楽しむか

こんにちは!認識コンサルタント

目黒真由子です。

 

一億総活躍時代?!

 

時代に合わせて

働き方もどんどん変化しますが、

日本は超高齢化社会少子化社会も相まって、とにかく働き手が足りない。

それを改善するための働き方改革

けれど、依然65歳以上の働き手は

全体の2割にとどまるそう。

 

私たち若い世代でも、時代の変化に対応することに苦戦しているのに、

団塊の世代はなおのこと。

何十年も蓄積された、価値観や考え方のクセもある中で、

柔軟に対応していくことは

相当なストレスだと思います。

 

国が改革を打ち出しても、

やり方だけでは

そこまでの成果を出すことは難しいはず。

今までやってきた経験や

その中で培ってきた価値観や考え方がある中で、個々の行動パターンも決まる。

それを、しっかり握りしめて手放さないまま、

全く新しい考え方や行動をしてくださいと

言われても、なかなかできない。

失敗もするし、ストレスで気持ちが落ち込んだり。

多くの企業は人手が足りないから

しっかりサポートする体制も整わず、

とにかく自転車操業的に

会社を回すしかなくなる。

そんな中で高齢者が働くことは、

身体的にも精神的にもキツイ。

 

対処療法では、結局どこかで

ひずみが生まれる。

 

働き方は自由になったのに…

 

世の中では、雇われて働くスタイルが

ほとんどだと思います。

その中でも、社会起業家

フリーランス、自営で働く人も

増えてきました。

 

けれど、やりたいと思って始めても

疲弊してしまうケースも増えているようです。

自分自身が動かないと回らないことも多く、

なんでも自分でやってしまって

結局疲れ切ってしまったり。

人間関係がうまくいかなかったり。

 

働き方改革でもそうですが

疲弊しやすいパターン(習慣)や、

繰り返してしまう考えや行動パターンを

自分で理解した上で、

そこから変化を生み出さないと

知らない間にまた同じパターンを始めてしまい、

結果、疲弊する。

その悪循環を、良い循環になるように

自分で新しい道をつくることが、

根本から解決する早道なのです。

 

手放したもん勝ち

 

悪循環って、固定してしまった

といえます。

山手線のように、しっかりと考え方や行動パターンの道ができてしまったということ。

そこで、新しい働き方や動きを始めたとき

同じ線(道)の中では上手くいかない。

山手線の駅を継ぎ足し継ぎ足し

対応していくには、無理があります。

 

新しい働き方で良い循環をうむには

新たな線(道)が必要になってきます。

それにはまず、自分がどんな道(山手線)を

持っているのかを知ることができないと

新しい線(道)は、つくれないですよね。

 

けれども一生懸命汗水流して

つくってきた山手線をなかなか手放せない。

ここでいう手放すというのは、

失うというより、執着や固定観念

手放すイメージです。

一旦は、山手線も手放して

更地にした上で、どんな線をつくりあげるかが

大事なのです。

 

それができると、新しい仕事や働き方も

上手く回る。

バランスのとれた循環を

生み出すことができるのです。

 

でもこれが簡単じゃない。

今までこのポイントから変化を生み出してきた経験も、考え方もなかったので

当たり前ですよね。

 

自分が歩んで蓄積してきた

考えや経験を一旦手放すとはどういうことなのか。

頭で考えてもわかりませんよね。

なんとなくのイメージはできたとしても、

考えの中で、どうこうするものでも

ないのです。

 

けれど、これが自由にできたとしたら…

人間一人一人の

可能性が見えませんか。

 

年寄りだから、社会経験が少ないから、

いい学校出てないから、

なんてことは理由にならない。

 

これからの時代、古い考えや

経験を一旦手放すことが、

新しい時代をつくる近道だと言えるのです。